NY株式:米国株式市場は下落、FRBのタカ派傾斜を警戒

市況
2021年6月19日 8時37分

ダウ平均は533.37ドル安の33,290.08ドル、ナスダックは130.97ポイント安の14.030.38で取引を終了した。

セントルイス連銀のブラード総裁によるタカ派発言を警戒し、寄り付きから下落。インフレ高進や早期の緩和縮小への警戒感に加え、株価指数先物、オプションなど4商品の清算日が重なるクアドラプル・ウィッチングで調整にも拍車がかかり、大幅下落となった。セクター別では、自動車・自動車部品が上昇した一方、エネルギーや公共事業の下げが目立った。

オンライン決算のペイパル(PYPL)は手数料引き上げを発表し、上昇。住宅建設会社のレナー(LEN)や電子署名のドキュサイン(DOCU)はアナリストによる目標株価、投資判断引き上げを受けて、それぞれ上昇した。また、銃器メーカーのスミス&ウェッソン・ブランズ(SWBI)は四半期決算の予想を上回る結果を好感し、大幅高。ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は昨日引け後に発表した好決算が好感され、買われた。一方、インテル(INTC)はアナリストによる目標株価引き下げで下落した。

投資家の恐怖心理を表すシカゴVIX指数はほぼ1カ月ぶりに20を上回った。

(Horiko Capital Management LLC)

《YN》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.