英大手銀行バーグレーズ、Binanceへのカードによる送金を停止【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2021年7月6日 16時06分

英大手銀行バーグレーズは、顧客が仮想通貨取引所Binanceへ送金することを禁止している、と明らかになった。

同行のツイッターでは、月曜日に「顧客の資金を守る責任があり、デビットカードとクレジットカードによる支払いは追って通知するまで停止する。」とツイートした。同行の顧客は、Binanceへのクレジットカードまたはデビットカードによる支払いが禁止された後、実際にBinanceに資金を送金することができなくなったようだ。

今回の発表は、金融行為監督機構(FCA)が、Binance Markets Limitedは英国で暗号業務を行う認可を受けていないと発表してから約2週間後のことである。FCAがBinanceに警告を出していたことが背景にあると見られ、「バイナンスと仮想通貨への投資に関する情報」として、英国の金融行動監視機構(FCA)のウェブサイトを参照するようにもツイッターで促した。

一方、Binance はツイッターで、「Binanceユーザーへのサービス提供を停止する一方的な行動を取っていることを知り、失望している。FCAの通知は、英国で法人化されFCAの規制を受けているBinance Markets Limited(BML)社に関するもので、BML社は別の法人であり、WebサイトBinance.com(http://binance.com)を通じていかなる商品やサービスも提供していない。」と一連のツイートで述べている。

先月6月末には、日本の金融庁も未登録で仮想通貨事業を行なっているとしてBinanceに警告をしている。世界の中でも大手仮想通貨取引所である同社への、各国の動向は引き続き注目されそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.