12日の株式相場見通し=大幅反発、米株高を受け切り返し局面へ

市況
2021年7月12日 8時01分

12日の東京株式市場は、主力株中心に幅広く買いが入り日経平均株価は大幅に反発しそうだ。米国ではここ最近、新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした過度な景気回復期待の剥落が米長期金利を急速に低下させ、株式市場にもネガティブな思惑を与えていたが、足もとでは米国債を買う動きが一服し米10年債利回りが1.36%近辺まで回復した。前週末の米株市場では、米長期金利の上昇を背景に景気敏感株や大手金融株が買われ、NYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が揃って切り返し、過去最高値を更新している。これを受けて東京市場もリスクオンの流れが波及する公算が大きい。日経平均株価は前週末まで3日続落で2万8000円台を割り込んだが、きょうは総じて買い戻しが優勢となり2万8000円台を大きく回復しそうだ。

9日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比448ドル23セント高の3万4870ドル16セントと急反発。ナスダック総合株価指数は同142.134ポイント高の1万4701.919だった。

日程面では、きょうは5月の機械受注など。海外では6月のインド消費者物価指数、米3年債・10年国債の入札など。

出所:MINKABU PRESS

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