レーザーテックが1000円超の下げ、ゴールドマンの投資判断再考のレポートが影響

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2021年7月13日 13時37分

レーザーテック<6920>が一時1000円を超える下げとなった。また、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置関連株が売られている。レーザテックについては今月1日付でJPモルガン証券が投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げたことがネガティブ材料視され株価を下落させた経緯があるが、きょうは「ゴールドマンが12日付で半導体製造装置関連株の見直しをリリースし、レーザーテックを買いから中立に引き下げた。相次ぐ外資系の投資評価の引き下げが影響する格好となっている」(準大手証券ストラテジスト)という。

このほか、ゴールドマンはスクリーンを中立から売りに変更するなど、関連銘柄に売りを誘導している。ただ、半導体製造装置関連でもアルバック<6728>と日本電子<6951>については投資判断を「買い」としており、両銘柄とも株価を上昇させている。市場では「(ゴールドマンは)シクリカル・グロースの位置付けで、半導体市場の成長性については否定していないが、個別株は選別が必要との見解を示している。要は株価に織り込みが進んだ銘柄については判断を引き下げ、そうでない銘柄については判断を引き上げるという主旨。ただ、レーザーテックについても目標株価2万4000円を維持しており、少なくとも時価よりは上値が妥当との見方だ」(同)としている。

出所:MINKABU PRESS

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