ラクトJが3日続伸、21年11月期の経常利益予想を上方修正
ラクト・ジャパン<3139>が3日続伸している。13日の取引終了後、21年11月期の連結業績予想について、経常利益を26億円から28億1000万円(前期比1.1%増)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は従来予想の1150億円(同3.8%増)を据え置いたものの、上期において乳原料・チーズ事業における利益率が改善したことに加え、アジアにおけるチーズ製造販売事業の利益率改善が想定を上回ったことが要因。また、下期以降も輸入原料の提案型営業や国産原料の販売を通じた新たなビジネス展開などで期初予想を上回る利益が見込まれるとしている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(20年12月~21年5月)決算は、売上高526億4800万円(前年同期比9.1%減)、経常利益14億1200万円(同1.5%減)だった。