アララ反落、21年8月期営業益見通し上方修正も物足りなさ

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2021年7月15日 11時11分

アララ<4015>が反落。同社は14日の取引終了後、21年8月期の単独業績予想について、営業利益を2億6300万円から3億300万円(前期比2.2倍)へ上方修正すると発表した。ただ、売上高については14億7200万円(同22.6%増)の従来予想を据え置いたほか、あわせて発表した第3四半期累計(20年9月~21年5月)の営業利益が同じく3億300万円(同3.1倍)だったこともあり、通期見通しに対する物足りなさから売りが優勢となっているようだ。

在宅勤務やオンライン商談の推進などによる販管費の低減が利益を押し上げる。一方、メッセージングサービス事業において期初に発生した解約のリカバリーとして新規顧客開拓が進んでいるものの、売り上げ貢献に時間を要する見込みにあることが、売上高見通し据え置きの要因となる。

出所:MINKABU PRESS

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