株価指数先物【昼のコメント】 TSMC決算通過後はショートカバーへ意識が向かう可能性も

市況
2021年7月15日 12時27分

日経225先物は11時30分時点、前日比220円安の2万8320円(-0.77%)前後で推移。寄り付きは2万8480円とシカゴ先物清算値(2万8515円)を下回って始まると、現物の寄り付き直後に2万8万560円と上昇に転じる場面が見られた。しかし、追随する動きは限られ、ショートが強まり下げに転じると、前引けにかけてじりじりと下落幅を広げ、ランチタイムでは2万8240円まで調整。

日経225先物は25日移動平均線に上値を抑えられる一方で、支持線として意識されていた5日線を割り込んでおり、短期のヘッジファンドとみられるショートにより下げ幅を広げたようだ。また、台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>の決算を控えて様子見ムードが強まっていることも、ショートを仕掛けやすくさせた。なお、NT倍率は先物中心限月で15.57倍と底堅い動きを見せている。TSMCの決算通過後はショートカバーへ意識が向かう可能性もあろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.