シュッピンがカイ気配、時計中古品の好調やAIMD導入効果で今期業績予想を上方修正
シュッピン<3179>がカイ気配でスタート。4日の取引終了後、22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の18億2500万円から20億500万円(前期比23.5%増)へ上方修正すると発表。従来の2期ぶりの過去最高益予想を更に上乗せする形となり、これが好材料視されている。
人工知能(AI)を活用して適正な買取・販売価格を自動設定する「AIMD」の導入効果でカメラ事業の収益が改善するほか、時計事業では人気ブランドのロレックスを中心とした戦略的な品揃えを維持し、中古品の販売が好調に推移する見通しだ。また、人件費や販売管理費を抑制することも上振れに貢献する。同時に発表した第1四半期(4~6月)の経常利益は前年同期比5.4倍の7億200万円だった。