6日の株式相場見通し=続伸、米株高好感も3連休前で上げ幅は限定的か

市況
2021年8月6日 8時00分

6日の東京株式市場は、買い優勢の展開となり日経平均株価は続伸しそうだ。前日の米株高や為替のドル高・円安が追い風材料となる。米国株市場では、新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大に対する警戒感が拭えないなかも、米10年債利回りの低下が一服したことを受けて景気敏感株中心に買い戻され、NYダウをはじめ主要3指数が揃って上昇した。ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は4日続伸し過去最高値を更新、S&P500指数も反発に転じ最高値更新となった。東京市場では前日に日経平均が反発したが、値下がり銘柄数が値上がり数を大幅に上回るなど売り圧力の強さが意識された。きょうも3連休前の週末ということもあり、積極的に上値を買い進む動きは想定しにくく、2万8000円台には届かない可能性が高い。

5日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比271ドル58セント高の3万5064ドル25セントと反発。ナスダック総合株価指数は同114.584ポイント高の1万4895.117だった。

日程面では、きょうは6月の家計調査、6月の毎月勤労統計調査、6月の景気動向指数など。海外では7月の米雇用統計、6月の米消費者信用残高、6月の米卸売在庫・売上高など。

出所:MINKABU PRESS

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