大黒屋は大幅高、オンライン店舗など好調で第1四半期は営業黒字に浮上
大黒屋ホールディングス<6993>が大幅高となっている。同社は5日取引終了後に、22年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業損益が3600万円の黒字(前年同期は2億1400万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。
売上高は前年同期比2.1倍の41億5700万円で着地。外国人観光客の激減や緊急事態宣言下の外出自粛要請の影響を大きく受けた前年から経済活動制限が緩和されたことで実店舗の売り上げが回復したほか、オンライン店舗の売り上げも増加した。なお、通期の業績予想は売上高187億9300万円(前期比49.1%増)、営業損益は12億900万円の黒字(前期は3億5200万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。