後場の日経平均は39円高でスタート、トヨタや塩野義製薬が高い/後場の寄り付き概況
日経平均 : 27859.23 (+39.19)
TOPIX : 1936.36 (+7.02)
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比39.19円高の27859.23円と午前の終値より上げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は弱含みで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=110円30銭台と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、連休中の米国市場が小動きにとどまった流れを受けて小幅高となった。後場の日経平均は、前場終値より上げ幅を縮小してスタートした。午前10時半過ぎに、麻生財務相が、経済対策や補正は考えていないと発言したことが嫌気されており、また、米国で2名の連銀総裁がテーパリングに関して言及したと報じられていることが、相場の重しとなっているもようだ。そのほか、ソフトバンクG<9984>やファーストリテイリング<9983>など指数に寄与度の高い銘柄が上げ幅を縮小していることも上値を抑える要因となっているもよう。
セクター別では、空運業、陸運業、医薬品、ゴム製品などが上昇率上位となっており、一方、非鉄金属、その他製品、海運業、金属製品が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、トヨタ<7203>、塩野義製薬<4507>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、JAL<9201>が高い、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、住友鉱<5713>、川崎汽船<9107>が安い。
《CS》