ウィズメタクはカイ気配、21年12月期業績予想と年間配当計画を上方修正
西本Wismettacホールディングス<9260>がカイ気配を切り上げている。同社は12日取引終了後に、21年12月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前期比2.8倍の55億円(従来予想は20億円)に引き上げた。
売上高の見通しも同18.7%増の2000億円(従来予想は1870億円)に上方修正。欧米地域を中心に新型コロナウイルスワクチン接種の進展で規制緩和が進んだことがリバウンド需要につながっているほか、利益面ではデリバリー・テイクアウト・グローサリー向け商品の拡充や原材料・海上運賃・人件費などの高騰を見込んだ施策、販管費の削減が寄与するとしている。
また、あわせて未定としていた中間配当35円(前年同期は無配)を実施し、期末配当は従来計画比25円増額の45円(前期は20円)とする方針を発表。この結果、年間配当は従来計画比60円増額の80円(前期は20円)となる。