東京株式(大引け)=37円安と小幅続落、様子見姿勢強く小動き状態

市況
2021年8月13日 15時38分

13日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落。夏休みを取っている投資家も多く、積極的な売買は手控えられるなか、前日終値近辺での小動き状態が続いた。

大引けの日経平均株価は前日比37円87銭安の2万7977円15銭。東証1部の売買高概算は9億9210万株。売買代金概算は2兆3208億円となった。値上がり銘柄数は1042と全体の約48%、値下がり銘柄数は1031、変わらずは115銘柄だった。

前日の米株式市場では、NYダウが14ドル高と3日続伸し最高値を更新した。この日の東京市場も寄り付きは値を上げてスタートしたが、上値は重い状態。狭いレンジでの方向感に欠ける展開となるなか、後場にかけても一進一退が続いた。お盆入りで市場参加者も限られるなか、週末要因も重なり積極的な売買は手控えられた。好決算を発表した銘柄への個別物色が続いた。

個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>が安く、メルカリ<4385>や東芝<6502>が軟調。日本郵船<9101>や商船三井<9104>が安く、ファナック<6954>や村田製作所<6981>が値を下げた。東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>といった半導体関連株が安い。ヤマトホールディングス<9064>が売られた。

半面、今期業績予想の増額修正を発表したリクルートホールディングス<6098>が人気を集め急伸。同じく増額修正を発表したジェイ エフ イー ホールディングス<5411>も大幅高となった。レーザーテック<6920>や任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>が高く、NTT<9432>やキーエンス<6861>が上昇した。スノーピーク<7816>やサントリー食品インターナショナル<2587>が値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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