弁護士COMが大幅続伸、いえらぶGROUPと提携し賃貸借契約を完全電子化
弁護士ドットコム<6027>が大幅続伸している。18日の取引終了後、クラウド型不動産管理・業務支援システム「いえらぶCLOUD」を提供するいえらぶGROUP(東京都新宿区)と提携し、賃貸借契約の完全電子化サービスを開始すると発表しており、これが好材料視されている。
弁護士COMの電子署名サービス「クラウドサイン」を用いることで、不動産管理会社と入居者との契約を「いえらぶ電子契約」で締結できるようにする。契約状況の確認やリマインド、契約締結後のファイルの格納まで、賃貸借契約手続の全ての業務がオンラインで可能になるという。これまで不動産賃貸における賃貸借契約や重要事項説明は書面化が義務づけられていたが、今年5月にデジタル改革関連法が成立したことで、施行後は押印の廃止と書面の電子化が可能となり、これに対応する。なお、同件による業績への影響は軽微としている。