23日の株式相場見通し=反発か、米株高受け買い戻し優勢に

市況
2021年8月23日 8時00分

週明け23日の東京株式市場は、日経平均が3日ぶり反発に転じそうだ。日経平均は前週に大幅に水準を切り下げ、週末には2万7000円大台を一時割り込む場面があり、引け値ベースでは大台はかろうじて維持したものの年初来安値更新となった。一方、前週の米国株市場では年内のテーパリング前倒し懸念から利益確定売りが顕在化したが、週末には過度な不安心理の後退から買い戻しが優勢となった。NYダウなど主要3指数ともに上昇しており、これを受けて東京市場でも広範囲に空売り買い戻しや値ごろ感からの押し目買いが想定される。ただ、国内で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっておらず、経済活動への影響を懸念する動きから戻り足は限られる可能性がある。また、横浜市長選で菅首相が支援した候補者が敗北したことは、政局不安につながる材料として警戒される。

20日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比225ドル96セント高の3万5120ドル08セントと4日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同172.874ポイント高の1万4714.663だった。

日程面では、きょうは7月の百貨店売上高など。海外では8月のユーロ圏PMI速報値、8月の米製造業PMI速報値、7月の米中古住宅販売件数など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.