米PayPal、英国で暗号資産取引サービスを開始【フィスコ・ビットコインニュース】

通貨
2021年8月23日 14時37分

米決済大手PayPalは、英国で暗号資産(仮想通貨)取引サービスを開始するようだ。今週から、英国の顧客がビットコインやその他の仮想通貨を売買・保有できるようにするという。英国でのサービスにおける同社のパートナーはPaxos社で、マーケットメーカーおよびカストディプロバイダーとしての役割を担う。

英国は、昨年10月の米国でのサービス開始に続き、PayPalが暗号資産サービスを展開する最初の国際市場となる。PayPalの英国の顧客も、米国のユーザーと同様に、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の4つの仮想通貨を取引・保有することができる。

PayPalのユーザーは、1ポンドまたは1ドルという少額から仮想通貨への投資を始めることができるが、最大投資額には上限がある。英国では、ユーザーは1週間に15,000ポンド(約225万円)以上の仮想通貨を購入することはできない。また、12ヶ月間の購入額の上限は35,000ポンド(約527万円)に設定されるようだ。米国では、7月に1週間の仮想通貨購入限度額を10万ドルと引き上げていたが、英国では上限が低く設定されている。

ロイターによると、PayPalの仮想通貨部門のゼネラルマネージャーを務めるホセ・フェルナンデス・ダ・ポンテ氏は、「英国をはじめとする世界中の規制当局と緊密に連携して支援を行い、グローバルな金融・商業の未来においてデジタル通貨が果たす役割の形成に貢献していく。」と述べたようだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.