来週の為替相場見通し=米雇用統計など注目

通貨
2021年8月27日 18時09分

来週の外国為替市場のドル円相場は、週末の米雇用統計を中心に重要経済指標に相場は左右されそうだ。予想レンジは1ドル=109円30~110円80銭。

今週のドル円相場は、新型コロナワクチンの接種拡大に対する期待が強まるなか、ドルは110円台へとレンジを切り上げる堅調な値動きとなった。来週は3日の米8月雇用統計を筆頭に、重要経済指標の発表が目白押しだ。31日の中国製造業PMIのほか、1日の米8月ADP雇用統計、米8月ISM製造業景況感指数、3日の米8月ISM非製造業景況感指数などが発表される。今晩のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言内容にも左右されるが、特に3日の雇用統計の結果が強含みだった場合、テーパリング(量的緩和縮小)に向けた思惑が一段と強まる可能性がありそうだ。その場合、ドルは一段の上値を試すこともあり得る。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.