東京株式(前引け)=反落、強弱観対立もやや売り優勢

市況
2021年8月31日 11時46分

31日前引けの日経平均株価は前営業日比53円95銭安の2万7735円34銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は4億3692万株、売買代金概算は1兆374億円。値上がり銘柄数は902、値下がり銘柄数は1157、変わらずは118銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は強弱感が対立、前日の米国株市場で主要株指数が高安まちまちであったことで気迷いムードが漂うなか、若干売りが優勢の展開となった。グローバル景気の回復期待を背景に海運や鉄鋼など株価指標面で割安感のある市況関連株が買われる一方、新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されるなか、陸運や保険、不動産、金融といった内需セクターに売りが目立った。ただ、値下がり銘柄数は全体の53%にとどまっている。売買代金は1兆円台をキープした。

個別ではレーザーテック<6920>が売買代金トップで大幅高、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も商いを伴い高い。日本製鉄<5401>など鉄鋼株が買われ、リクルートホールディングス<6098>も上昇した。インプレスホールディングス<9479>が物色人気、中山製鋼所<5408>、宮越ホールディングス<6620>なども大幅高。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、トヨタ自動車<7203>も冴えない。名村造船所<7014>が大きく値を下げ、ネクソン<3659>も売られた。京王電鉄<9008>、西武ホールディングス<9024>など電鉄株の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.