UTが大幅続伸、富士通エフサス・クリエの一部株式を取得し子会社化へ
UTグループ<2146>が大幅続伸している。30日の取引終了後、富士通<6702>系人材サービス会社の富士通エフサス・クリエ(川崎市中原区)の株式の51%を10月1日付で取得し子会社化すると発表しており、これが好材料視されている。
UTでは、大手企業グループ向けに人材流動化をはじめとする構造改革支援を提供しており、富士通グループとは18年に富士通アプリコ(現FUJITSU UT)の株式を51%取得し人材派遣事業で協業している。今回の株式取得は、富士通グループとの関係を一層強化するのが狙いで、取得価額はアドバイザリー費用を含め概算で1億9000万円。なお、同件による22年3月期業績への影響は軽微としている。