クラウド・ストライクが決算受け下落 好調な決算も物足りなさも=米国株個別

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2021年9月1日 23時00分

サイバーセキュリティのクラウド・ストライク<CRWD>が下落。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の見通しは1株利益、売上高とも上方修正し、予想も上回った。ただ、株価は冴えない反応。過去2週間で株価が20%上昇する中で、第3四半期の1株利益が予想範囲内だったことに物足りなさを感じている模様。

また、サブスクリプションから1年間に生み出されると期待される年間経常収益(ARR)は13.4億ドルと前年比で70%伸びたものの、投資家の期待の下限だったとの声も聞かれる。

(5-7月・第2四半期)

・1株利益(調整後):0.11ドル(予想:0.08ドル)

・売上高:3.38億万ドル(予想:3.23億ドル)

サブスクリプション:3.16億ドル(予想:3.02億ドル)

プロフェッショナル・サービス:2190万ドル(予想:2150万ドル)

・年間経常収益(ARR):13.4億ドル(+70%)

(8-10月・第3四半期見通し)

・1株利益(調整後):0.08~0.10ドル(予想:0.09ドル)

・売上高:3.58~3.65億ドル(予想:3.50億ドル)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):0.43~0.49ドル(従来:0.35~0.41ドル)(予想:0.39ドル)

・売上高:13.9~14.1億ドル(従来:13.5~13.7億ドル)(予想:13.6億ドル)

(NY時間09:46)

クラウド・ストライク<CRWD> 280.78(-0.23 -0.08%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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