豪ドル週間見通し:伸び悩みか、豪準備銀行理事会に注目

通貨
2021年9月4日 14時25分

■上昇、4-6月期GDP成長率は予想を上回る

今週の豪ドル・円は上昇。4-6月期経常黒字の拡大や同期国内総生産(GDP)は市場予想を上回る伸びとなったことなどを好感して豪ドル買いが優勢になった。新型コロナウイルスデルタ株の感染拡大が続ており、主要都市のメルボルンやキャンベラの都市封鎖期限は延長されたが、リスク回避的な豪ドル買いは抑制された。取引レンジ:79円98銭-82円03銭。

■伸び悩みか、豪準備銀行理事会に注目

来週の豪ドル・円は伸び悩みか。新型コロナウイルスデルタ株の感染拡大で豪主要都市の都市封鎖が続いており、豪準備銀行(中央銀行)の理事会では政策金利(0.10%)の据え置きが予想される。声明で利上げ時期見通しが変更されなかった場合、リスク選好的な豪ドル買いは縮小する可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・7日:豪準備銀行が政策金利発表(0.10%に据え置き予想)

予想レンジ:80円50銭-82円50銭

《FA》

提供:フィスコ

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