決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 積水ハウス、ＣＲＥ、トーホー　(9月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の9月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＣＲＥ <3458>

21年7月期の連結経常利益は前の期比31.2％増の53.1億円に伸び、従来予想の45億円を上回って着地。

★No.2　積水ハウス <1928>

22年1月期の連結経常利益を従来予想の2000億円→2180億円(前期は1846億円)に9.0％上方修正し、増益率が8.3％増→18.0％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　トーホー <8142>

22年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常損益は7.3億円の赤字(前年同期は23.4億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3458> ＣＲＥ 　　　　東１ 　 +23.24 　　9/ 9　本決算　　　 43.05

<1928> 積水ハウス 　　東１　　 +2.12 　　9/ 9　　上期　　　 22.83

<8142> トーホー 　　　東１　　 +1.26 　　9/ 9　　上期　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース