テリロジー---環境DX ベンチャーのCBA社 と資本・業務提携を発表

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2021年9月13日 9時23分

テリロジー<3356>は10日、同日開催の取締役会にて、廃棄物処理業界のDX(デジタル・トランス・フォーメーション)を手掛けるベンチャー企業の株式会社CBA(以下、「CBA 社」)と資本・業務提携契約を締結し、CBA 社が発行するJ-KISS 型新株予約権を引き受けることを決議したと発表した。

同社は、1989 年の創業以来、欧米諸国において開発された IP ネットワークに関わる製品をはじめ、最先端のネットワークセキュリティ分野の製品及びソリューションを大手金融機関、グローバルカンパニー等の大企業や通信事業者等国内大手企業に提供してきた。

近年では、同社が得意とするサイバーセキュリティ分野、特に産業系制御システムのセキュリティ対策や脆弱性診断サービスに加え、自社開発のRPA ツールや多言語リアルタイム映像通訳サービス等において、同社グループのオリジナリティを発揮し、各分野での独自のポジションを確立している。また、昨年経済産業省が定めるDX 認定制度に基づくDX 企業に認定されている。

一方、CBA 社は、廃棄物処理業界のDXにより、資源循環(リサイクル)型社会の達成を目指すスタートアップのベンチャー企業で、SDGs で唱えられている持続可能な社会の実現を推進し、貢献することを目指している。

テリロジーでは、今回のCBA 社との資本・業務提携により、未だ旧態然とした廃棄物処理業界にセキュリティの高い最新のクラウドサービスを提供する。これにより、廃棄物処理に必要な一連の業務を合理化、最適化し、このサービスによって蓄積されるデータを積極活用し、従来焼却処理されていた廃棄物を資源化可能物と処分物に選別し、デジタルのチカラで最適な処理を実施することで資源循環を推進し、「SDGs で唱えられている持続可能な社会」の実現に向けた社会課題の解決に貢献するものとしている。

また、資本提携について、テリロジーは、CBA 社が発行する第1回J-KISS 型新株予約権を引き受ける予定。CBA 社は獲得した資金で本格稼働に向けた、産業廃棄物処理・管理DX プラットフォームの開発を継続することに加え、同社との業務連携を進め、相互に発展するために使用する予定である。

《ST》

提供:フィスコ

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