マザーズ指数は続落、ニュースに振り回され方向感の無い値動き、値上がり率トップはインテM/マザーズ市況

市況
2021年9月22日 16時49分

本日のマザーズ指数は、寄り付き直後、時価総額上位のフリー<4478>やメルカリ<4385>が上昇となり相場を押し上げ、一時は9.32pt高まで上昇する場面があった。しかし、その後は、東証1部市場が下げ幅を拡大し、個人投資家のリスクセンチメントが低下、マザーズ先物は再びマイナスに転じ、15.49pt安まで下落する、方向感の無い値動きとなった。売買代金上位には本日公開のIPO 2銘柄が入り、資金の流出した時価総額上位の銘柄は重い値動きとなったもようだ。日足チャートでは、時価総額上位の銘柄や、中国恒大集団のニュースに振り回され、プラス圏とマイナス圏に行き来する方向感の無い値動きとなり、75日線を割り込みした。

マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1486.63億円。騰落数は、値上がり86銘柄、値下がり286銘柄、変わらず9銘柄となった。

個別では、16日に発表したジーニー<6562>との材料を引き続き好感しているインティメート・マージャー<7072>はストップ高となった。また、厚労省が処方箋を電子化との一部報道で電子カルテなどを取り扱うソフトマックス<3671>の思惑が高まり9%を超える上昇となった。そのほか、coly<4175>、ポート<7047>、rakumo<4060>が高い。一方、先週に発表された第1四半期決算の材料出尽くしの売りが継続しているフィット<1436>が8%を超える下落となった。また、東証が信用取引の増し担保規制を適用すると発表したバードマン<7063>は目先の需給悪化懸念から7%を超える下落となった。そのほか、トレンダーズ<6069>、ビートレンド<4020>、アクリート<4395>が安い。

《FA》

提供:フィスコ

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