明日注目すべき【好決算】銘柄 古野電、ファルコム、MTG (22日大引け後 発表分)
22日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
古野電 <6814> ★今期経常を50%上方修正、配当も15円増額
◆22年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の15億円→32億円に2.1倍上方修正。欧米を中心に想定以上に販売が好調に推移したことに加え、利益率の改善も上振れに貢献した。
併せて、通期の連結経常利益も従来予想の30億円→45億円に50.0%上方修正。減益率が37.2%減→5.8%減に縮小する見通しとなった。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の25円→40円(前期は40円)に大幅増額修正した。
ファルコム <3723> [東証M] ★今期配当を10円増額修正
◆21年9月期の期末一括配当を従来計画の10円→20円(前期は12円)に大幅増額修正した。「軌跡シリーズ」の累計販売本数600万本突破と創立40周年を記念して、記念配当10円を実施する。権利付き最終日の28日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
MTG <7806> [東証M] ★未定だった今期配当は3期ぶり10円で復配
◆従来未定としていた21年9月期の期末一括配当を10円実施し、3期ぶりに復配する方針とした。足もとの業績動向や財務状況などを踏まえ、株主への利益還元を再開する。権利付き最終日の28日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
株探ニュース