株価指数先物【昼のコメント】 日経平均型の弱さ目立ち、NT倍率は先物中心限月で1年ぶり水準に低下

市況
2021年10月6日 12時13分

日経225先物は11時30分時点、前日比200円安の2万7540円(-0.72%)前後で推移。寄り付きは2万8080円と、買い先行ながらシカゴ日経平均先物清算値(2万8175円)には届かなかった。その後、2万8210円まで上げ幅を広げたものの買いは続かず、前場半ば辺りには下落に転じている。自律反発を狙ったロング筋によるポジション解消の動きもあり、一時2万7460円と前日の安値水準まで下落。その後は2万7500円~2万7600円水準での保ち合いで推移するも、ランチタイムで一段安に。

日経225先物は買い先行で始まったが、52週線を支持線とした底固めの動きとはならず、前日の安値水準まで下落するなど、不安定な需給状況である。グローベックスの米株先物の弱い値動きが嫌気された面もありそうだ。買い先行で始まったアドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>なども下落に転じており、日経平均型の弱さが目立つ。

これにより、NT倍率は先物中心限月で14.16倍まで低下し、約1年ぶりに14.20倍を割り込んできた。ボトムを割り込んできたことにより、NTスプレッドのリバランスの動きが一段と強まりそうである。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.