CSPが大幅反発、東京オリパラの臨時警備寄与し上期は増収増益
セントラル警備保障<9740>が大幅反発している。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高344億5000万円(前年同期比1.6%増)、営業利益28億7500万円(同9.4%減)、純利益20億8300万円(同16.3%増)と増収増益だったことが好感されている。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響により、鉄道関連施設を中心とした主要顧客からの警備業務の見直しの要請を受けたものの、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う臨時警備が好調に推移したことが牽引した。
なお、22年2月期通期業績予想は、売上高690億円(前期比2.3%増)、営業利益46億7000万円(同1.9%増)、純利益32億円(同2.3%増)の従来見通しを据え置いている。