ADプラズマの上げ足鮮烈、半導体向け高周波プラズマ好調で3年8カ月ぶりの高値
アドテック プラズマ テクノロジー<6668>の上げ足が鮮烈。前週14日にマドを開けて300円高はストップ高に買われ買い物を残す人気となったが、その後も目先筋の利益確定売りを吸収し強力な上昇波動を形成している。きょうは一時12.6%高の2140円まで駆け上がり、7月16日につけた年初来高値2037円を約3か月ぶりに更新した。時価は2018年2月以来、約3年8カ月ぶりの高値圏に浮上している。ロジックやメモリーのほかパワーデバイスなど、半導体向けを主力に高周波プラズマ電源装置で業界トップシェアを誇っている。世界的な半導体需給の逼迫で好調な収益環境を享受しているが、22年8月期営業利益は前期比8割増となる20億円を見込んでおり、過去最高利益も一気に更新する見通しでマーケットの注目度が高まっている。