INPEXが1年8カ月ぶり4ケタ大台乗せ、原油市況の高騰止まらず資源関連株を刺激
INPEX<1605>が一時50円高の1013円に買われ20年2月以来1年8カ月ぶりとなる4ケタ大台復帰を果たした。このほか石油資源開発<1662>やENEOSホールディングス<5020>など資源開発関連や石油株の上昇が目立つ。引き続き原油市況高が顕著で世界の関心が集まっている。前週末にWTI原油先物価格は大幅続伸し終値ベースで1ドル近い上げをみせ、1バレル=82ドル28セントまで上昇した。14年9月以来7年ぶりの高値水準となっており、インフレ懸念を助長する材料ともなっている。東京市場でも企業コストの上昇につながりやすく、その点は警戒が必要だが、原油価格と株価連動性の高い資源・石油関連セクターには追い風となっている。
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