ETF売買動向=19日前引け、Sリート、日興MSコクが新高値

市況
2021年10月19日 11時32分

19日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.8%減の1510億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同7.1%減の1314億円だった。

個別では上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI) <1554> 、NEXTNASDAQ-100 <1545> 、WisdomTree 産業用金属 <1686> 、iシェアーズ米国リート ETF <1659> 、上場インデックスファンド海外先進国株式 <1680> など20銘柄が新高値。国際のETF VIX短期先物指数 <1552> 、NEXT 日経平均VI先物 <2035> 、NEXT インドベア <2047> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きでは中国H株ブル2倍上場投信 <1572> が4.54%高、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> が3.61%高、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.42%高と大幅な上昇。

一方、WisdomTree ガソリン上場投資信託 <1691> は4.11%安、NEXT 原油ブル <2038> は3.90%安、WisdomTree エネルギー指数上場投資信託 <1685> は3.59%安、NEXT ロシア株式指数 <1324> は3.43%安、中国H株ベア上場投信 <1573> は3.31%安と大幅に下落した。

日経平均株価が187円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金853億4200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は851億8200万円で、同水準の商いとなった。

その他の日経平均ETFでは楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が151億5000万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が68億7700万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が60億3500万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が59億3100万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が49億7300万円の売買代金となった。

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