マイクロソフトは好決算も時間外で株価は軟調=ダウ採用銘柄

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2021年10月27日 6時26分

マイクロソフトが引け後に7-9月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。11四半期連続で予想を上回った。全体的に好調でクラウドコンピューティング事業「アジュール」とオフィス365への需要が堅調だった。

同社のナデラCEOは声明で「アジュールの取引を着実に進めたことで、クラウドコンピューティングにおける同社の成功は拡大した。オフィスプログラムも、顧客にハイエンドバージョンと拡張された契約の支払いを勧めることで成長を継続している」と述べた。アジュールおよびその他のクラウドサービスの売上高は前四半期の51%を僅かに下回ったものの、50%増加した。法人向けのオフィス365の売上高も23%増加した。

ただ、株価は時間外で軟調な反応。アジュールの成長が印象的で全体的に好決算ではあったものの、すでに株価に織り込まれているとの評価も聞かれた。

(7-9月・第1四半期)

・1株利益:2.71ドル(予想:2.07ドル)

・売上高:453.0億ドル(予想:439.4億ドル)

プロダクティビティー&ビジネスプロセス:150.4億ドル(予想:147.1億ドル)

インテリジェント・クラウド:169.6億ドル(予想:165.8億ドル)

モア・パーソナル:133.1億ドル(予想:126.8億ドル)

・営業利益:202億ドル(予想:186.3億ドル)

・設備投資:58.1億ドル(予想:66.0億ドル)

(NY時間17:16)時間外

マイクロソフト<MSFT> 309.83(-0.28 -0.09%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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