高砂香が続落、22年3月期業績予想を上方修正も反応薄
高砂香料工業<4914>が続落。同社は8日取引終了後、22年3月期業績予想について、売上高を1510億円から1650億円(前期比9.7%増)へ、営業利益を50億円から70億円(同11.3%増)へ、純利益を48億円から62億円(同13.3%減)へ上方修正すると発表したが、買いの反応は限定的となっている。
為替相場が想定よりも円安基調で推移したことに加え、フレーバー部門及び米国子会社のフレグランス部門の業績などが想定を上回って推移しているため。あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は53億5500万円(前年同期比60.7%増)だった。