ジオマテック---2Qは増収、ディスプレイ、モビリティ、半導体・電子部品の各事業が増収

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2021年11月10日 9時22分

ジオマテック<6907>は8日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.1%増の30.29億円、営業損失が0.31億円(前年同期は2.11億円の損失)、経常利益が0.00億円(同2.15億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.05億円(同3.94億円の損失)となった。

ディスプレイの売上高は前年同期比3.1%増の14.70億円となった。液晶パネル用帯電防止膜やタッチパネル用透明導電膜は、自動車向けでメーターパネルやその他表示機器のフラットパネル化が進んでいることから受注が堅調に推移した。一方、スマートフォン向けは液晶パネル需要減速の影響から引き続き厳しい状況で推移した。

モビリティの売上高は前年同期比7.7%増の7.53億円となった。モビリティ向け薄膜製品は、カバーパネル用反射防止・防汚膜やg.mothフイルムの受注が堅調に推移した。

半導体・電子部品の売上高は前年同期比40.1%増の5.21億円となった。半導体・電子部品向け薄膜製品は、エネルギーデバイス、電子部品、光学デバイス向けで受注が好調に推移した。また、半導体向けについても試作対応を中心に受注は安定的に推移した。

その他の売上高は前年同期比31.0%減の2.83億円となった。成膜関連の商品販売において、半導体供給不足による生産調整の影響から成膜加工部材の販売額が大幅に減少した。

2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比4.9%減(前回予想比5.5%減)の60.00億円、営業損失が2.50億円(前回予想は0.10億円の利益)、経常損失が2.10億円(同0.50億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が2.24億円(同0.36億円の利益)としている。

《YM》

提供:フィスコ

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