東京株式(前引け)=続伸、買い一巡後は上値に重さ

市況
2021年11月15日 11時46分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比144円64銭高の2万9754円61銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億1192万株、売買代金概算は1兆3802億円。値上がり銘柄数は1027、対して値下がり銘柄数は1013、変わらずは139銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方から主力株をはじめ広範囲に買いが入り、日経平均株価は続伸となっている。前週末の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って上昇したことを受けリスク選好ムードが優勢となった。好決算銘柄を中心に物色意欲が強い。ただ、日経平均は前週末に330円あまり上昇していたこともあって、目先利益確定の売りで上値も重くなり、寄り付きの水準を下回って着地している。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がいずれも1000を上回り拮抗した状態にある。

個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が大幅高に買われたほか、東京エレクトロン<8035>も商いを伴い高い。ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。ソニーグループ<6758>が堅調、SMC<6273>も買いを集めた。ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が商いをこなし急伸、ダブルスタンダード<3925>、エムアップホールディングス<3661>、スノーピーク<7816>、日本トムソン<6480>などストップ高銘柄も多数出ている。半面、任天堂<7974>が冴えず、日本郵船<9101>も軟調。ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>も売りに押された。テモナ<3985>、ミルボン<4919>などが急落した。

出所:MINKABU PRESS

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