河西工は大幅３日続落、２２年３月期業績予想を赤字に下方修正
河西工業<7256>は大幅安で３日続落している。１５日の取引終了後、２２年３月期の連結業績予想について、売上高を１５４０億円から１４３０億円へ、営業損益を１０億円の黒字から８８億円の赤字へ、最終損益を１８億円の赤字から１１３億円の赤字へ下方修正したことが嫌気されている。
会計基準の変更に伴い前期との比較はないものの、世界的な半導体不足や東南アジアでの新型コロナウイルス感染症拡大に伴うその他部品の調達難を原因とする得意先の生産調整の影響に加えて、原材料市況の高騰が響き、赤字に転じる見通しという。
なお、第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高７５０億６４００万円、営業損益４３億９４００万円の赤字、最終損益５９億６２００万円の赤字だった。