25日の株式相場見通し=反発か、欧米株高安まちまちで様子見ムードは拭えず

市況
2021年11月25日 8時01分

25日の東京株式市場は、強弱感対立のなかも買い戻しが優勢となり日経平均株価は切り返しに転じる公算が大きい。前日に日経平均が470円あまりの急落をみせたが、きょうはその反動で値ごろ感からの押し目買いや空売り筋のショートカバーが全体相場を押し上げそうだ。前日の欧州株市場は高安まちまちの展開で、新型コロナウイルスの感染者数再拡大による都市封鎖懸念からドイツ株市場は下値を探る展開が続いているが、英国やイタリア株市場はプラス圏で引けている。米国ではこの日発表された新規失業保険申請者数が市場予測を上回る減少で52年ぶりの低水準となったことで、経済回復が急速に進んでいるとの見方が広がった。NYダウは一時220ドルあまりの下げをみせていたが、後半は下げ渋り、下落幅はわずかにとどまった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発したことで、東京市場でも市場のセンチメント改善につながりそうだ。もっともリバウンドは限定的なものとなりそうだ。日本時間今晩の米国株市場は感謝祭の祝日により休場となることもあって、売り買いともに様子見気分となりやすい。

24日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比9ドル42セント安の3万5804ドル38セントと小反落。ナスダック総合株価指数は同70.088ポイント高の1万5845.226だった。

日程面では、きょうは9月の景気動向指数改定値、10月の外食売上高、10月の全国スーパー売上高、10月の白物家電出荷額、10月の全国百貨店売上高など。東証マザーズ市場にスローガン<9253>が新規上場する。海外では、韓国中銀の金融政策発表、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議など。米国市場は感謝祭の祝日で休場。

出所:MINKABU PRESS

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