株価指数先物【昼のコメント】 2万9500円を挟んだ保ち合いで推移、NT倍率は14.55倍に上昇
日経225先物は11時30分時点、前日比130円高の2万9500円(+0.44%)前後で推移。寄り付きは2万9470円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9460円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。現物の寄り付き直前につけた2万9440円を安値にリバウンドをみせ、前場半ばには2万9580円まで上げ幅を広げた。ただし、5日移動平均線が位置する2万9600円に接近する場面では上値を抑えられ、前引けにかけては2万9480円~2万9540円辺りでの保ち合いを継続している。
米国市場で米長期金利の上昇一服を背景に半導体株の一角が買われた流れから、東京市場でも日経平均株価に対してインパクトの大きい値がさ株が指数をけん引する格好となった。ただし、感謝祭の祝日を控えて海外勢の売買は限られているとみられ、心理的な節目である2万9500円の回復により、ひとまず達成感も意識されやすいだろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.55倍に上昇した。25日線までの調整を経て、理想的な反発をみせている。
株探ニュース