ネクスGがS高カイ気配、事業基盤の再構築を目的とした構造改革の実施を決定
ネクスグループ<6634>がストップ高カイ気配。同社は11月30日取引終了後、事業基盤の再構築を目的とした構造改革の実施を決定したと発表しており、好感されている。
同社では慢性的な営業赤字、財務基盤の強化と2つの課題があると認識しているとしたうえで、(1)経営資源の選択と集中を目的として、現在赤字の状態で早期の業績回復が見込めないインターネット旅行事業、ブランドリテールプラットフォーム事業に関して、事業から撤退することにより、営業赤字の早期解消を図ること、(2)財務基盤の強化にあたり、事業構造改革に伴うコストカットの実施などに加え、状況に応じて保有する有価証券や暗号資産の売却などにより、今後の成長に必要な投資資金を確保するという内容の事業構造改革を決定した。
上記を踏まえ、アパレル事業を展開するチチカカ(東京都中央区)や、旅行関連商品のe-マーケットプレイスを運営するイー・旅ネット・ドット・コム(東京都港区)などの子会社を譲渡することも発表している。