伊藤園は大幅に7日続落、22年4月期上期営業利益26%増も反応薄
伊藤園<2593>は大幅に7日続落。同社は1日取引終了後、22年4月期第2四半期累計(5~10月)連結営業利益が108億5600万円(前年同期比26.1%増)だったと発表した。通期計画200億円(前期比19.9%増)に対する進捗率は54.3%と順調であるが、寄り付きから売り優勢の展開となっている。
「お~いお茶 濃い茶」は機能性表示食品としてリニューアル後、26カ月連続で前年を上回る売り上げとなっており、季節や天候に影響されずに安定的に成長している。また、タリーズコーヒージャパンの販売状況や来客数は10月以降、都心部を中心に回復基調になっているとした。
あわせて、22年4月期連結売上高予想を4100億円から4031億円へ下方修正した。会計基準の変更により、前年との比較は記載されていない。長期間に渡る自粛により低下した消費者マインドの回復が想定よりも弱かったためとしたが、利益予想の変更はないとしている。