石油資源など石油関連株は底堅く推移、「OPECプラス」は増産維持を決定
石油関連株は底堅く推移。石油資源開発<1662>やENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>が値を上げている。INPEX<1605>は横ばい圏で推移している。2日に開催された石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国から成る「OPECプラス」の会合では、増産維持が決定された。これを受け、2日のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の1月限は前日比0.93ドル高の1バレル=66.50ドルで取引を終えた。ただ、一時62ドル台まで下落するなど荒い値動きとなった。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が拡大した場合、経済活動の低迷から原油需要は伸び悩むとの見方もあり、原油相場の見通しには強弱観が対立している。