トヨタなど自動車株が軒並み堅調、円安進行とEV戦略強化の思惑で買い優勢に

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2021年12月16日 9時52分

トヨタ自動車<7203>が3日続伸、一時2162円50銭まで上昇し、11月17日につけた2188円の上場来高値(分割修正後株価)の更新まであと26円に迫る場面があった。このほか、日産自動車<7201>やホンダ<7267>、SUBARU<7270>など自動車株は軒並み買いが優勢の展開となっている。米国ではFOMCを通過して金利の先高観測が強まり、外国為替市場ではドルを買う動きを誘発している。足もとでは1ドル=114円10銭台の推移と円安基調が鮮明で、為替感応度の高い自動車セクターには輸出採算向上の思惑が株価にプラスに働いている。トヨタは今週14日、電気自動車(EV)の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を発表した。従来は燃料電池車(FCV)と合わせ200万台という目標を示していたが、そこから8割の大幅上方修正でマーケットの注目を浴びた。きょうもその余韻が残っており、同社株だけでなく、今後これに追随してEV戦略強化の動きが予想される他の自動車メーカーや、EV用電池材料を手掛ける企業などの株価を押し上げる効果をもたらしている。

出所:MINKABU PRESS

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