バークレイ・ライツが暫定決算受け大幅安 CEO交代も発表=米国株個別
バイオテクノロジーのバークレイ・ライツ<BLI>が大幅安。前日引け後に21年度通期の暫定決算を公表し、売上高が8400万ー8450万ドルと予想(9075万ドル)を下回った。一方、22年度については、約30%の増収を見込んでいる。また、ホッブスCEOが辞任し、抗体医薬品部門の最高責任者に就任する人事も発表。新CEOの人選を開始したことも明らかにした。
今回の暫定決算とCEOの異動を受けて投資判断を引き下げたアナリストも複数いた。投資判断を「中立」に引き下げたほか、目標株価を従来の61ドルから12ドルに引き下げたアナリストもいる。「事業への信頼感がそこにはない。同社株への投資は、しばらく死に金になる」とコメントしている。
(NY時間09:57)
バークレイ・ライツ<BLI> 11.06(-5.21 -32.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美