決算マイナス・インパクト銘柄【東証2部・新興市場】 … 識学、パレモ・ＨＤ、ＦフォースＧ　(12月24日～1月6日発表分)

特集

2022年1月8日 15時00分

―決算で売られた銘柄！下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＦフォースＧ <7068>

22年5月期の連結経常利益を従来予想の10.8億円→8.5億円(前期は8.7億円)に21.2％下方修正し、一転して2.4％減益見通しとなった。

▲No.3　ＹＥデジタル <2354>

22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比30.4％減の3億4400万円に落ち込み、通期計画の8億5000万円に対する進捗率は40.5％にとどまり、3年平均の48.0％も下回った。

▲No.4　ＫＴＫ <3035>

22年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比29.9％減の1億円に減り、9-2月期(上期)計画の2.5億円に対する進捗率は39.8％にとどまり、5年平均の54.1％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率　発表日　決算期　経常変化率

<7049> 識学　　　　　東Ｍ　 -43.69 　 12/30　　　3Q　　　134.82

<7068> ＦフォースＧ　東Ｍ　 -34.90 　 12/28　　上期　　　 66.23

<2354> ＹＥデジタル　東２　 -12.69 　 12/24　　　3Q　　　-30.36

<3035> ＫＴＫ　　　　ＪＱ　 -10.63 　 12/27　　　1Q　　　-29.86

<2778> パレモ・ＨＤ　東２　　 -9.15 　 12/28　　　3Q　　　　赤縮

<6279> 瑞光　　　　　東２　　 -5.52 　 12/24　　　3Q　　　 58.57

<3089> Ｔアルファ　　ＪＱ　　 -4.42 　 12/28　本決算　　　　　－

<1997> 暁飯島工業　　ＪＱ　　 -3.87 　　1/ 6　　　1Q　　　-19.73

<2905> オーケー食　　ＪＱ　　 -1.96 　 12/28　　上期　　　　赤縮

<9651> 日本プロセス　ＪＱ　　 -1.44 　 12/28　　上期　　　　5.67

<9976> セキチュー　　ＪＱ　　 -0.84 　 12/24　　　3Q　　　-39.80

<3440> 日創プロニ　　東２　　 -0.83 　 12/28　　　1Q　　　-67.74

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース

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