14日の米株式市場の概況、小売売上高が市場予想下回りダウ平均株価は続落

市況
2022年1月17日 8時15分

14日の米株式市場で、NYダウは前日比201.81ドル安の3万5911.81ドルと続落した。12月の米小売売上高が前月比1.9%減と市場予想の0.1%減を大幅に下回ったことを受けて投資家心理が悪化したほか、3連休を控えた手仕舞い売りも出た。また、取引開始前に決算を発表したJPモルガン<JPM>が大幅安となったことで金融株に売りが広がったことも相場を押し下げた。なかでビザ<V>、アメックス<AXP>、ウォルト・ディズニー<DIS>、ウォルマート<WMT>、ホームデポ<HD>などの消費関連が売られ、バンカメ<BAC>、シティグループ<C>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、モルガンスタンレー<MS>などの金融株も下落した。半面、ラスベガスサンズ<LVS>が大幅高したほか、原油相場の上昇を受けてシェブロン<CVX>、エクソンモービル<XOM>が買われた。ボーイング<BA>、P&G<PG>も高い。なお、ニューヨーク市場の出来高概算は8億9361万株だった。

一方、ナスダック総合指数は、前日比86.941ポイント高の1万4893.753と反発した。前日に下げが目立ったハイテク株に買いが入り、アップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>、アルファベットA<GOOGL>が買われ、エヌビディア<NVDA>、アドバンストマイクロデバイシズ<AMD>、クアルコム<QCOM>、アプライドマテリアルズ<AMAT>が上昇。テスラ<TSLA>、ネットフリックス<NFLX>なども高い。半面、コストコホールセール<COST>、シスコシステムズ<CSCO>は冴えない。

出所:MINKABU PRESS

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