ペガサスが大幅反発、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
ペガサスミシン製造<6262>が大幅反発している。27日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を175億1000万円から200億円(前期比61.0%増)へ、営業利益を10億5000万円から16億円(同3.1倍)へ、最終利益を5億6000万円から12億円(同69.7%増)へ上方修正し、あわせて7円を予定していた期末配当予想を13円へ引き上げたことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のための生活様式の普及などに伴い、工業用ミシン業界では世界的なアパレル需要の回復が見られ、縫製工場の設備投資活発化に対応するために、供給体制を早期に整えたことが寄与する。なお、年間配当は20円(前期7円)になる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高147億2200万円(前年同期比77.4%増)、営業利益12億7200万円(同7.0倍)、最終利益10億3700万円(前年同期1億600万円の赤字)だった。