ダイナパックが反落、未定としていた22年12月期業績予想は実質減益へ

材料
2022年3月9日 14時12分

ダイナパック<3947>が反落し昨年来安値を更新している。8日の取引終了後、未定としていた22年12月期連結業績予想について、売上高565億円、営業利益10億円、純利益10億円を見込み、期末配当予想を前期と同じ50円を予定すると発表したことが嫌気されている。

段ボールの主原材料である段ボール原紙について、製紙各社が前年末から相次いで値上げを表明しており、同社も製品価格の改定を表明していたが、資材価格及び製品価格の見通しができず、合理的な算定が困難であるとして業績予想を未定としていた。今回、資材及び製品価格の動向の見通しができたとして予想を発表したが、会計基準の変更に伴い前期との比較はないものの、21年12月期営業利益12億1700万円から減益見通しとなることが嫌気されている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.