「東証再編」が24位にランク、60年ぶりの改革がスタート<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「東証再編」が24位となっている。
東京証券取引所は、これまでの「東証1部」「東証2部」「ジャスダック」「マザーズ」の4市場が、4日からは「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場に再編された。今回の東証再編は、2部市場が創設された1961年以来、約60年ぶりの改革とも呼ばれている。
プライムには1800社強、スタンダードには1400社強、グロースに400社強が上場した。実質最上位市場のプライムには東証1部の8割強の企業が移り「実質的にはあまり代わり映えしない」(アナリスト)との声もあるが、上場基準は厳しくなり300社近くの企業が計画書を出し経過措置を活用して、プライム市場に移行した。また、東証1部に上場していた日本オラクル<4716>やアコム<8572>などはスタンダード市場に上場したほか、大正製薬ホールディングス<4581>やキャンドゥ<2698>などはプライム上場基準を満たしながらも、スタンダード市場に上場した。
また、グロース市場に上場したメルカリ<4385>やメドレー<4480>などはプライム市場への上場の意向を示しており、東証再編に絡む変革の動きはこれから一段と進むとみられている。