本日注目すべき【好決算】銘柄 ゲームウィズ、ビックカメラ、コジマ (6日大引け後 発表分)
6日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ゲームウィズ <6552> [東証S] ★今期経常を82%上方修正
◆22年5月期の連結経常を従来予想の1億3000万円の黒字→2億3700万円の黒字(前期は2億2400万円の赤字)に82.3%上方修正した。プロモーションの抑制や人材活用の効率化により、広告宣伝費や人材関連費用が想定を下回ることが寄与。投資事業組合運用益3400万円を計上することも利益を押し上げる。
ビックカメラ <3048> [東証P] ★上期経常を78%上方修正、通期も増額
◆22年8月期上期(21年9月-22年2月)の連結経常利益を従来予想の60億円→106億円に77.7%上方修正。新型コロナウイルス感染症“第6波”の影響で都市型のビックカメラは伸び悩んだものの、郊外型のコジマはコロナ禍の長期化による消費者の行動変容を背景に好調に推移し、採算も改善した。
併せて、通期の連結経常利益も従来予想の175億円→198億円に13.1%上方修正。減益率が19.1%減→8.5%減に縮小する見通しとなった。
コジマ <7513> [東証P] ★今期経常を70%上方修正
◆22年8月期上期(21年9月-22年2月)の経常利益(非連結)を従来予想の17億円→49億円に2.9倍上方修正。コロナ禍の長期化による消費者の行動変容を背景に、冷蔵庫や洗濯機、携帯電話などの販売が好調だったことが寄与。インターネット通販の採算が向上したことも上振れに貢献した。
併せて、通期の同利益を従来予想の50億円→85億円に70.0%上方修正。減益率が45.9%減→8.0%減に縮小する見通しとなった。
キユソ流通 <9369> [東証S] ★12-2月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地
◆22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の5億円に急拡大して着地。専門物流事業でチェーンストアやコンビニエンスストアの取引が拡大したうえ、コスト改善が進んだことが寄与。運送・倉庫の効率化や適正料金化施策の進展で、共同物流事業が黒字化したことも大幅増益につながった。
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株探ニュース