東エレク、レーザーテックなどの買い戻し加速、米金利上昇でも半導体株高の流れに
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>が3日続伸し、いずれも5日移動平均線を足場に底入れの動きを強めている。ここ日米ともに半導体セクターへの売り圧力が強かったが、足もとでは空売り買い戻しの動きを誘発し上値指向を明示している。前日の米国株市場では米長期金利が2.9%台まで上昇し、3%台乗せを目前に捉えたが、ハイテク株セクターは強い動きを示した。半導体関連ではインテル<INTC>が2.7%高に買われたのをはじめ主力銘柄が軒並み上昇、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も続伸し目先底入れ反転の兆しにある。これを引き継ぐ形で、東京市場も半導体製造装置の主力銘柄に投資資金が流入している。外国為替市場で急速に円安が進んでいることも株価にプラスに作用している。