エアビー&ビーが決算受け上昇 宿泊予約数と平均日額宿泊料金の伸びが貢献=米国株個別

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2022年5月5日 0時04分

民泊を中心とした旅行サイト運営のエアビー&ビー<ABNB>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字は予想ほど悪化しなかったほか、売上高が予想を上回った。グロスブッキングも予想を上回っている。また、第2四半期も予想を上回る売上高見通しを示した。

今回の好調な数字は宿泊予約数と平均日額宿泊料金の伸びによってもたらされた。宿泊予約数はパンデミック前の水準を回復し、2年以上に渡る行動規制を経て相当な需要が見られている。アナリストからは、平均日額宿泊料金が順調に伸びたことが印象的だったとし、同社の市場シェア拡大が期待されるとの評価も出ている。

(1-3月・第1四半期)

・1株損益(調整後):-0.03ドル(予想:-0.16ドル)

・売上高:15.1億ドル(予想:14.5億ドル)

・EBITDA(調整後):2.29億ドル(予想:0.75億ドル)

・グロスブッキング:172億ドル(予想:159.1億ドル)

・1宿当たりグロスブッキング:168.07ドル(予想:163.92ドル)

・宿泊および体験予約数:1.02億件(予想:0.98億件)

(4-6月・第2四半期見通し)

・売上高:20.3~21.3億ドル(予想:19.7億ドル)

(NY時間10:53)

エアビー&ビー<ABNB> 148.79(+3.79 +2.61%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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